2024/2/7
自分は「実業団のプロのGKコーチ」として
活動しています。
「プロのコーチ」を目指すきっかけは
2020/12/26 大学3年生の時に
ドイツ・フランスに短期留学に行き
本場のハンドを見たことです。
その後 2021/11 大学卒業し
Regionalliga-Nordrhein(ブンデス4部)
Interaktiv Ratingenにて
GKコーチとして経験を積みました。
2022/6 ドイツから帰国し
アランマーレ富山のGKコーチとなり
プロのGKコーチとして活動し始めました。
大学3年生の短期留学をきっかけに
その時に描いたプロコーチの構想が
現在の活動に繋がっています。
今回の記事では、
プロを目指す学生コーチに向けて
書きました。
- 大学3年生の時に考えていたプロについて
- GKコーチという位置付けについて
- プロのGKコーチについて
近い未来に「ハンドのGKコーチ」という
職業が確立されて、
日本のGKが発展して欲しいです。
それでは見ていきましょう!
プロとは何か
スポーツにおけるプロとは
大まかに2つの意味があると
記載されています
▷専門的な仕事に従事し、その能力が高く、その仕事の技術に優れ、確かな仕事をする人
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB 2024/2/7 Wikipedia
▷主たる収入を得るために、特定の分野に従事している人
これが大学3年生の時に
プロのコーチになることを決意し
最初に調べたしたことです。
「プロ」と「アマチュア」とは
何が違うのかについて
初めに調べました。
GKコーチとは何か
ドイツで所属したチームでの話です。
スタッフを3分類に分けることができます。
1.GMやスーパーバイザーなどの
チームの運営を行う立場の方
2.監督やヘッドコーチなどの
現場でスキルや戦術の指導をする方
3.トレーナーや理学療法士などの
現場で体に対して対応する方
GKコーチは、この3つの分類のうち
2.に当てはまります。
監督やヘッドコーチの考えのもと
チームに合う適切な指導を行うのが
アシスタントコーチです。
アシスタントコーチの中でも
GKを”中心”に指導するのが
GKコーチの立ち位置になります。
「プロ」×「GKコーチ」とは
”GK指導”の仕事に従事し
”GK指導”の技術に優れた
主たる収入を得る人だと考えました。
大事なGK指導の技術を磨くために
自分はドイツに行くという
選択肢を選びました。
「プロのGKコーチ」に対する自分の考え方について
プロという定義ではなく
自身の経験上の主観の話をします。
自分の家族は違う種目ではありますが
選手として、実業団に行き
日本代表に選ばれてます。
家族を選手としてみた時に
「プロ」になるためには
他の人にはない「特別な何か」が必要だと
感じています。
わかりやすく言えば
- 身長が他の選手に比べて高い
- センス、才能がある[努力がある上で]
- その種目に対して圧倒的な熱量がある
などがあります。
つまり、プロになりたくても
なれるわけではないのが
「プロ」だと考えています。
プロは努力だけでなることは
できない領域だと感じています。
一方で
自分がプロのGKコーチとして
持っている「特別な何か」とは
天性的なものではありません。
- その種目に対して熱量があること
- コーチの1年目をドイツで学んだこと
- 実業団最年少コーチであること
- 日本語、英語、ドイツ語、フランス語が話せること
- 実業団を経験していないGKコーチであること
自分のプロのGKコーチという立ち位置は
年齢などの制限はあれど
全ては努力と行動の早さで
誰でもできる内容かと思います。
自分の現在の「プロ」は
自身が感じていた
なりたくてもなれない立ち位置ではないです。
センスや才能ではないので
次の世代のコーチが「プロ」を目指す
きっかけになればと思います。
自分がプロのコーチになるためにしたこと
センスや才能があまりなかった自分が
”プロ”を目指す上で大学から
本や文献、論文を読むことを継続してます。
その中でおすすめの本を3つ紹介します。