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個別化 TRで差をつける!ハンドボールGKの効果的な育成方法について

この記事は10分ほどで読めます。

ハンドボール”GK指導”の基本について

個別化トレーニングとは
選手それぞれの特性や必要性に合わせて
トレーニングをカスタマイズすることです

チーム全体の練習とは異なり、個別化トレーニングは個々の選手の強みや課題に焦点を当てます。

ハンドボールに限らず、
GKというポジションは専門性が高く
個別化トレーニングを取り入れることが多いです

今回は、アランマーレでも行っている
個別化トレーニングについて
自身の考えをまとめようと思います。

目次

個別化トレーニングのメリット

最大のメリットは
選手の成長や課題に合わせた
トレーニングが可能です。

選手のレベルや要望に応じて
トレーニングを調整することで、
より効果的な成長を促すことができます。

GKというポジションは
ある一面から見れば”孤独”です。

しかし、言い換えれば
”単独行動”ができます。
チームの流れを変えるプレーを
他の頼りなしでできるポジションでもあります。

よって特に重要になるのが

直感的なシュートの感覚がある中で
理性的な判断をした上で
判断を適切に動かせる身体的な自由がある
”個性的”な”単独”プレーです

個別化トレーニングでは
選手に応じて調整することができるため
”個性”を育成できます。

個別化トレーニングの具体例

アランマーレの試合前のW-upを例に
個別化TRを見ていきます。

今回は名古屋で行われた
セントラルゲームズの2日目
HC名古屋戦のW -upです。

この日のW-upのテーマは
出力×判断です

①鈴木選手の出力主体判断練習

1日目に出場しなかった鈴木選手には
出力を強くすることを中心に
W-upを組みました。

ボール交換をしながら
ボールが地面に落ちたら[判断要素]
地面を踏んで体を固めてからSavingする。

判断要素はボールを落とすだけで
シンプルにすることで
出力に対して焦点を当てることができます。

②笠野選手の判断主体の出力する練習

1日目出場した笠野選手には
頭を動かすことに重点を置いた
出力も入れたWーupを組みました。

1回目のドリブルで位置取りを行い
手をあげた方向に対して
足上げとロングのSavingをするW -upです。

位置取りと止めるの2回に分けて
ドリブルと手の要素を使い
判断を多く取り入れた
実践向けの出力になります。

②清水選手の判断も出力もする練習

1日目出場し、この試合はベンチ外の清水選手には
いつもの練習のようなTRをしました。

50秒弱で2つのTRを入れてます。

①出力を強くするためのTR

ドリブルした方向に位置取りをして
足上げのSavingをする。

2個同時にドリブルした場合
その場で強く踏みロングのSavingをする。

左右のドリブルと2つ同時のドリブルの
3つの判断を加えながら
出力を強く、早く、速くするTRです。

【1秒から24秒まで】

②判断要素を加えても、出力の早さを保つTR

ドリブルした方向に位置取りをして
足上げのSavingをする。
→手をあげた方向に足上げをする[追加判断要素]

2個同時にドリブルした場合
その場で強く踏みロングのSavingをする。

5つの要素で判断しても、3つの時と同様に
出力を強く、早く、速くするTRです。

【25秒から最後まで】

個別化トレーニングの導入方法

①選手の能力やニーズを理解する
②選手とのコミュニケーションを重視し、
 意見やフィードバックを取り入れる
③定期的な評価と調整を行い、
 ①⇔②を繰り返す

特に②が重要になります。

指導の先には”選手”がいます。
選手の意見を取り入れながら
TRを組み立てる必要があります。

指導者は大前提として
GKの分類方法や分類される項目を理解し
多くの選択肢がある中で
選手とともに進む指導が必要になります。

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まとめ

個別化トレーニングは、
ハンドボールのゴールキーパーにとって
非常に重要です。

選手一人ひとりに合わせて
トレーニングを調整することで、
効果的な成長を促すことができます。

指導者は選手とのコミュニケーションを重視し、
定期的な評価と調整を行うことで、
選手の成長を促進することができます。

GKの専門性が増す”高校年代”から
このようなGK指導が増えてほしいです。

読んでいただきありがとうございます

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