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GK初心者の選手に
トレーニングが良いか悩んでしまう…
そんな小学生、中学生、高校生の指導者が
多いと感じています。
後輩に入ってきた初心者のGKを教えてあげたい
という素晴らしい志を持った選手からも
多くの質問をいただきます。
GKは止めると言うシンプルな役割の反面
止めるスキルが専門性がかなり高いです。
GKのトレーニングを考える上で
「GK」を経験していない方にとっては
悩んでしまうことも…。
そこで今回はGK初心者に
おすすめなTRを道具と一緒に紹介します。
今回紹介する道具は
安価かつ学校体育にも多く導入されているもので
学校に揃っているものもあります。
GK初心者に向けて解説しているので、
ぜひこの記事を参考にしてください!
GK初心者におすすめのTRと道具
スマイルボール
GK TRのシュートを止めたら
「痛い」がなくなる
スマイルボールは
柔らかいスポンジでできたボールです。
- GKの「最大の敵」のはなんでしょう?
-
痛い、怖いなどの恐怖心です
シュートを止めることに対して
「恐怖心」が芽生えてしまうと…。
・大事な情報収集の場面で目を瞑ったり
・シュートが見れても体が動かなかったり
することでシュートを止めれなくなります。
GK初心者に一番大事なことは
「GKの止める楽しさ」>「恐怖心」の
状況を作ってあげることです。
怖い、痛いは大人になっても変わりません。
海外のGKですら目を瞑ることもあります。
普段のGK TRから
柔らかいボールで行うことで
シュートの「痛さ」をなくすことができる
↓TRの例はこんな感じ↓
キーパーグローブ
実践のシュートを止めたら
「痛い」を軽減する
GK TRの時はスマイルボールを使い
痛みをなくすことができます。
しかし、シュート練習などの実践練習で
スマイルボールを使うことはないです。
通常のボールを使うかと思います。
GK TRで「痛くない」状況を作っても
実践で「痛い」状況ができてしまうのが
現実かと思います。
サッカーのGKグローブを使うことで
手だけかもしれないが
「痛み」を減らすことができます。
一方で、サッカーのグローブで行うと
投げることができなくなります。
速攻の長い距離のスローができないです。
GK初心者には
「GKの止める楽しさ」>「恐怖心」の
状況を作ってあげることです。
恐怖心が芽生えてしまった後に
恐怖心を取り除くのは難しいです。
速攻のスローはスキルとして
後から教えることができます。
よって、スローができないことがあったとしても
「恐怖心」を植え付ける前に
「楽しく」なるようにすることを
優先するべきだと考えてます。
今回紹介するTRは
キーパーグローブではなく
そのほかの道具でシュートを止める例です
↓TRの例はこんな感じ↓
ソフトテニスボール
練習のマンネリ化を防ぐことができる。
ハンドボールのGKの特徴は
様々なOF、DF局面に対応して
シュートを止める必要があります。
「様々な場面」は
経験やハンドを見る量でわかることが多く
GK初心者が理解できるものではありません。
しかし、GK初心者の段階で
「様々な場面」をGK TRで作ることで
GKを続けた数年後につながるかと思っています
わかりやすく様々な場面を作るのに
「ボールを変える」という方法があります。
ソフトテニスボールを使うことで
「ボールが小さく」なる例です。
ボールが小さくなったことで
→より正確にボールの位置を捉える必要がある
→当てる面積を大きくしながら当てる必要がある
GKに必要な2つのことに対して
言葉ではなく、ボールを変えることで
自然にアプローチすることができます。
↓TRの例はこんな感じ↓
まとめ
GK初心者に向けた
TR道具と実践例を紹介しました。
だから、怖い気持ちがあったとしても
GKとしてプレーできます。
GK初心者の指導のコツは何度も言いますが
「GKの止める楽しさ」>「恐怖心」の
状況を作ってあげることです。
道具で「恐怖心」を軽減できることもあるので
ぜひ参考にしてもてください!
GK TR組む時のコツ
GK練習の時
毎回何をすればいいか迷っている
あなたへ
私も現役でプレーしていた時は
・基礎的な練習の繰り返し
・合っているかわからない地道な練習
・ひたすらきついフットワーク
を経験し、身長も小さいこともあり、
大きな変化が見れず苦しんでいました。
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ドイツの練習法に驚きました。
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それは、
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